京都散歩はやめられない

京都をゆっくり散歩すると新たな発見が必ずあります。

哲学の道にある叶匠壽庵で和菓子屋さん特製のわらび餅を堪能

約10年ぶりに東山慈照寺銀閣寺)へと足を運んでみました。午前中の控えめな光が観音殿を包みこみとても美しい姿を拝見することができました。写真も天気が良かったので先ずまずの出来に納得。

銀閣寺を拝観した後は哲学の道へと向いました。紅葉や桜のシーズン以外はゆっくりと自分のペースで疎水沿いを歩くことができます。今の時期は緑一色!京都らしい木漏れ日が何とも素敵です。

哲学の道銀閣寺方面から蹴上方面へと1キロほど進むと和菓子の有名店である叶匠壽庵が姿を現します。こちらは一流の職人が丹精込めて作るわらび餅が大人気なのです。値段は少し高めなのですが食べると納得すること間違いなしです。

注文を受けてから作り始めるので出てくるまでに20分ほどの時間を要します。待っている時間も期待感があるので退屈はしません。店内からは哲学の道を綺麗に見渡すことができます。耳を澄ますと風鈴の音色が・・。

丁度20分でわらび餅が姿を見せてくれました。見た目もバッチリ!最高の仕上がり具合です。食べる前にカメラで写真を1枚撮りました。数年前までは食べ物を写真におさめるなんて考えてもみませんでした。今は何の疑問も感じることなく当たり前になりました。

ねばりのある食感はさすが叶匠壽庵って感じです。多くの客が絶賛していることでしょう。

風に揺れる哲学の道の木々を眺めながら甘味を食べられることに感謝です。お店を出たあとは散策を再開しました。もみじの永観堂もしっかりとお参りしました。秋の観光シーズン前は人もまばら。銀閣寺と同様にこちらもゆっくりと参拝することができました。

宇治橋通り商店街の中村藤吉で念願だったランチを堪能!

宇治は京都市内から遠い場所だと勝手に思い込んでいたのですが実際にきてみると京都駅から電車で約20分ほどで到着!これは自分的にかなり驚きでした。

 

お昼前に宇治駅に到着しましたのでゆっくりと散策を楽しむことにしました。世界遺産平等院に行くと見せかけて天ケ瀬ダムへと直行です。滋賀県の琵琶湖の水を大阪へと送るためにはこの天ケ瀬ダムはかなり重要なのです。

 

大迫力の放水は見ることはできませんでしたがダムの上から宇治川ラインの絶景をゆっくりと楽しむことができました。今日の天気は快晴でしたので写真の色がとても綺麗です。

 

宇治川の天ケ瀬ダム周辺は簡単なハイキングコースになっていますので30分ほど散策しました。9月に入っても蝉の鳴き声は健在です。昆虫から元気をもらいました。

 

その後は宇治橋通り商店街の中村藤吉へと向いました。人気の抹茶スイーツをお腹いっぱいになるまで食べようと考えていました。しかし、到着したとたんにお腹が極度にペコペコに・・・。抹茶スイーツは次回にしてフードメニューを注文!

 

中村藤吉の特製うどん(抹茶味)セットを今日のお昼ご飯に・・・。こちらのセットはご飯も付いてきます。お茶のふりかけが良い仕事をしてくれていました。お茶の良い香りを楽しみながらのランチタイムは癖になりそうです。

 

宇治の老舗が自信を持って提供しているメニューはどれも素晴らしく美味しいですね。

祇園祭りで盛り上がりを見せる四条烏丸で函谷鉾の曳き初めを体験

京都の街は祇園祭で盛り上がりを見せています。10日からはじまった鉾建てでしたが本日見事に完成しまし。本日は長刀鉾に函谷鉾、月鉾の曳き初めがありました。自分が参加したのは函谷鉾です。

 

真夏日の日中に約30分間も並びました。しかし、並んだ甲斐は十分にあります。一般人が鉾を曳くことができるのは本日限りですので・・。祇園囃子四条烏丸界隈に響き渡っていました。本番さながらの盛り上がりに鳥肌が立つほどでした。

 

貴重な函谷鉾の曳き初めを体験したあとは錦市場を散策してみました。食欲旺盛な外国人観光客の姿があちらこちらに確認できました。祇園祭といえば鱧ですよね!と言うことでお土産に鱧寿司を購入しました。

 

錦市場で購入した鱧寿司は鴨川で食しました。少し水量が多かったので川に足を浸けることはしませんでした。鴨川の流れる音を聴いて食す鱧寿司は最高のご馳走ですね。

 

デザートには祇園辻利で抹茶のソフトクリームをいただきました。濃厚なお茶の味わいは京都ならではでした。山鉾巡行まであと5日!京都の夏の風物詩を満喫します。

嵐山散策で嵯峨野トロッコ列車に乗車

梅雨入りの前にどうしても散策しておきたい場所がありました。それは鳴く子も黙る観光地としておなじみの嵐山嵯峨野です。昨夜の雨もすっかりあがって朝から晴天にめぐまれました。こんな絶好のタイミングで嵯峨野トロッコ列車に乗れるなんてまるで夢を見ているようでした。

 

嵯峨野トロッコ列車のリッチ号(オープン車両)の乗車券は現地で当日のみの販売となっています。そのため朝早くから駅で順番を待ちました。そしてラッキーなことに窓際席をゲットしました。

 

始発列車だというのに満席です。保津峡から流れ込む爽やかな風がなんともいえません。亀岡までの約20分間、ひたすら景色を楽しみました。こんな贅沢な列車の旅は他ではあじわうことができません。

 

亀岡に到着すると保津川下りのりば方面へと行ってみました。この日は予約でいっぱいだったようです。亀岡駅でお土産を購入して後に帰りの嵯峨野トロッコ列車に乗車!行きと帰りでは見える景色が全く違いました。不思議です。

 

往復で約40分間も快適な列車の散歩を楽しむことができました。嵯峨野トロッコ列車は最高の乗り物だとおもいます。